ワークフローエディタ
ワークフローエディタは次の目的で利用するエディタです。
- ワークフローの流れを図示して設計を整理する。設計書としてのみ活用する。
- ワークフローエディタの内容からワークフローの骨組みとなる定義を自動作成する。(ワークフロー生成ウィザード)
エディタの使い方
- サイドメニューにある
[ワークフロー]メニューをクリックします。 - ワークフローエディタが右パネルに開きます。
- 左側のノード部品をエディタにドラッグ＆ドロップします。
- ノードの辺にある接続ポイントをドラッグ＆ドロップしてノード同士を接続します。
- ノードやオペレーションをシングルクリックすると、
[プロパティ編集]メニューと[削除]メニューを表示します。[プロパティ編集]はプロパティダイアログを開きます。一方、[削除]はノードやオペレーションを削除します。 - 右上の
[保存]ボタンにより描画内容を保存します。 - 上部にある
[ワークフロー生成]ボタンをクリックすると、ワークフロー生成ウィザードが起動します。
Tips
コミット
ユーザはリポジトリに対してアプリ定義をコミットを行うことができます。
ノード
ノードはワークフローエディタ上に配置される[開始]、[終了]、[ステータス]のオブジェクトの総称です。
開始
ワークフローの開始を示します。開始には通常、新規フォームとなるUIを割り当てます。
[開始]ノードからつながっているステータスが最初のステータスになります。
[開始]ノードはワークフローエディタに含める必要があります。
プロパティ
| 項目 | 説明 | 備考 |
|---|---|---|
| UI | 新規フォームとなる UI | ・あらかじめUIを生成しておく必要があります。(空UIで構いません。) ・ワークフロー生成ウィザードにより、このUIに対して案件作成ボタンが作成されます。 |
Tips
終了
ワークフローの終了を示します。終了には割り当てるプロパティはありません。[終了]ノードはワークフローエディタに含める必要があります。
ステータス
ワークフロー中のステータスを示します。ステータスにはステータスを一意に特定するIDとラベル、このステータスに表示するUIを設定する必要があります。一つ以上[ステータス]ノードをワークフローエディタに含める必要があります。
プロパティ
| 項目 | 説明 | 備考 |
|---|---|---|
| ID | ステータスを一意に特定する ID | ・ワークフロー生成ウィザードから作成されるアクション処理において使用されます。 ・初期値はシステムで自動的に割り当てられます。変更できます。 |
| ラベル | ステータスに対する表示文字列 | ワークフローエディタ内での識別子としてのみ利用されます。 |
| UI | 当該ステータスに対して表示するUI | ・あらかじめUIを作成しておく必要があります。(空UIで構いません。) ・ステータスは原則として複数になります。各ステータスに対して、異なるUIを設定することも、同じUIを設定することも可能です。同じUIを設定する場合は、ステータスに応じた制御を各UI内で実施する必要があります。 |
Tips
オペレーション
ワークフロー操作を示します。ステータスや担当者はオペレーションにより更新され、ステータスに設定されたUIに遷移します。
プロパティ
| 項目 | 説明 | 備考 | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ID | オペレーションを一意に特定する ID | ・ワークフロー生成ウィザードにより生成されるボタンの ID になります。 ・初期値はシステムで自動的に割り当てられます。変更できます。 | ||||||||||||||
| ラベル | オペレーションに対する表示文字列 | ・ワークフローエディタ内での識別子として利用されます。 ・ワークフロー生成ウィザードにより生成されるボタンのラベルになります。 | ||||||||||||||
| タイプ | ワークフロー処理のタイプ | 次のタイプから選択します。[ステータス]ノードを始点とするオペレーションの場合
[開始]ノードを始点とするオペレーションの場合
| ||||||||||||||
| 担当者 | 次の担当者を選択 | ワークフロー処理のタイプ[作成][Update]の時のみ次の担当者を下記から選択します。
Tips ワークフロー作成ウィザードを実行しても、指定した担当者以外操作できないような制御は含まれません。 |
Tips