ワークフロー生成ウィザード
ワークフローエディタはフロー設計の整理用ドキュメントとして活用するだけではなく、ワークフロー処理のひな形を自動作成することができます。 次のいずれかの方法でワークフロー生成ウィザードを起動します。
- 画面上部の
[ワークフロー生成]ボタンをクリック - ワークフローエディタのキャンバス内で右クリック -
[ワークフロー生成]メニューをクリック
ステップ1.対象ノード・コンポーネント選択
ノードの[UI]プロパティに設定されているUIに対して、ワークフロー生成ウィザードはワークフローボタンを作成します。 ステップ1では対象ノードを選択します。
チェックボックスをONにすることが選択になります。[続ける]ボタンをクリックするとステップ2へ移動します。 選択したノードのUIを上書きし、ボタンなどのコンポーネントを定義します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ステータス一覧 | ステータスが一覧形式で表示されます。 |
| CRUD | CRUDのON/OFFを指定できます。 CRUD ON:WF加えてCRUDテーブルとアクションの生成を行います。 CRUD OFF:WF生成のみを行います。 |
| 生成先UI | 詳細表示のUIの作成先を選択します。 |
| コンポーネント | テーブル作成時に利用するコンポーネントを選択します。 |
ステップ2.データ一覧カラム選択
ワークフローを構成するコンポーネントのうち、データ一覧に表示するカラムを選択します。
ステップ3. データベース選択
ステップ3 ではワークフローアプリケーションが接続するデータベースを選択します。ここで選択したデータベース名はボタンに記述されているアクション内のビルトイン関数の引数に入力されます。データベースにはワークフローのためのビルトインテーブルが必要です。 選択したデータベースにビルドインテーブルが存在しない場合は、ビルトインテーブルも一緒に生成します。
選択したデータベースに対して、指定したテーブル名のテーブルを作成します。
また、既存テーブル、対象外カラム、主キーについての対応を選択します。
| 項目 | 選択肢 | 備考 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| データベース | 選択中実行環境のデータベース | |||||||
| テーブル名 | 選択したデータベースに含まれるテーブルの選択 | 新規テーブルを作成する場合は、テーブル名項目に新規テーブル名を記入し、「Add "テーブル名"」と表示された選択肢をクリックしてください。 | ||||||
| 既存テーブル | • 削除して作成する • 更新する | •「削除して作成する」を選択した場合、既存のテーブルを削除し、新しいテーブル作成するため、テーブルをバックアップしておくことを推奨します。• 「更新する」を選択した場合、既存のテーブルに対して、追加/更新されたカラムについて更新します。 | ||||||
| 主キーカラム | 自動作成(ID) | • 「自動作成(ID)」を選択した場合、下記のカラムを主キーと作成します。
「選択」を選択した場合、「主キーコンポーネント」項目で主キーにする部品を選択します。 | ||||||
| 主キーコンポーネント | ステップ1で選択済み、かつ主キー設定可能コンポーネントIDのリスト | 選択した部品のカラム主キーとしてテーブルを作成します。 主キー設定可能コンポーネントは下記です。 |
[続ける]ボタンをクリックすると、ステップ3へと移動します。
ステップ4.オプション選択
作成されるSQL文でデータベース名を直接指定するかどうかの設定をします。
また、アクション定義への対応を選択します。
| 項目 | 選択肢 | 備考 |
|---|---|---|
| 生成するSQL関数にDB名を付与する | • ONの場合、生成されるSQLではオブジェクトにデータベース名を指定します。 • OFFの場合、既存データベースを利用することを想定し、生成されるSQLではオブジェクトにデータベース名を指定しません。 | |
| アクション | • 既存コードを上書きする • 既存コードをコメントアウトして追加する | • 「既存コードを上書きする」を選択した場合、アクション記述はすべて上書きされます。 • 「既存コードをコメントアウトして追加する」を選択した場合、既存コードのブロックは以下のようにコメントアウトされ、コメントアウトした既存コードのブロックの上に新しいコードが追加されます。 [アクションコードのイメージ] new code1 new code2 new code3 //old code1 //old code2 //old code3 |
出力結果
UIエディタ
| UI | コンポーネントまたはUI | ID | ラベル | 表示または動作 |
|---|---|---|---|---|
| ユーザ作成フォームUI | テキスト入力 | case_id | CASE ID | ケースIDのデータを表示する |
| テキスト入力 | status | STATUS | 現在のステータスを表示する | |
| ボタン | {オペレーションID} | {オペレーションラベル} | ボタンを押下すると、オペレーション処理を行う | |
| List_{フォームUIのID} | UI | List_{フォームUIのID} | List_{フォームUIのID} | データ一覧を表示る。 |
| データグリッド | data_list | データ一覧をデータグリッドで表示する。 | ||
| データグリッドカラム | case_id | CASE_ID | ケースIDが表示され、押下すると詳細画面へ遷移します。 | |
| データグリッドカラム | {フォームUIのコンポーネントID} | {フォームUIのコンポーネントラベル} | ステップ2で選択した表示するカラムが作成されます。 |
テーブル
すべてのステップを経て完了した後、選択したコンポーネントに応じて、テーブル作成します。
カラム名は、コンポーネントのIDがそのままカラム名になります。
カラムのデータ型やサイズは、コンポーネントによって下表の通りになります。
| コンポーネント | データ型 | M | D |
|---|---|---|---|
| テキスト入力 | VARCHAR | 100 | |
| テキストエリア | VARCHAR | 1000 | |
| 数値入力 | DECIMAL | 10 | 3 |
| 高精度数値 | BIGINT | ||
| 検索フィールド | VARCHAR | 100 | |
| パスワード | VARCHAR | 100 | |
| セレクトボックス | VARCHAR | 100 | |
| コンボボックス | VARCHAR | 100 | |
| ラジオボタン | TINYINT | ||
| ラジオボタングループ | VARCHAR | 100 | |
| チェックボックス | TINYINT | ||
| チェックボックスグループ | VARCHAR | 100 | |
| スイッチ | TINYINT | ||
| レーティング | INT | ||
| スライダー | INT | ||
| スプレッドシート | LONGTEXT | ||
| 日付ピッカー | VARCHAR | 100 | |
| 時刻ピッカー | VARCHAR | 100 | |
| 日時ピッカー | VARCHAR | 100 | |
| データグリッド | TEXT |
前回内容でWF作成
ワークフロー作成を行った後、前回作成時のウィザードの設定内容を引き継いだ状態で再作成することができます。
- 右上の[前回内容で実行]アイコンをクリックします。
前回の設定をクリア
ワークフロー作成を行った際のウィザードの設定内容をクリアすることができます。
- 右上の
[履歴クリア]アイコンをクリックします。