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アイデンティティプロバイダー

外部のシステムでユーザを管理し、外部のシステムで認証を行い、その結果を受けて、WebPerformer-NXの認証とすることができます。 この外部認証連携をすることで、すでに保有しているユーザ管理や認証の仕組みをそのまま利用することができます。

Tips

外部認証連携の流れ

WebPerformer-NXのアプリケーションで外部認証連携をするための手順は以下の通りです。

  1. ユーザマネージャの画面上部の[IdP]をクリックする。
  2. IdPリストの右上部にある[縦三点リーダー]をクリックし、シングルサインオン URLとオーディエンス URIを確認し、外部IdPへ設定します。
Oktaへ設定Azure ADへ設定
シングルサインオン URL英語:Single Sign on URL
日本語:シングルサインオン URL
英語:Reply URL (Assertion Consumer URL)
日本語:応答 URL
オーディエンス URI英語:Audience URI
日本語:オーディエンス URI
英語:Identifier (Entity ID)
日本語:識別子
  1. 外部IdPからSAMLメタデータドキュメントを取得します。
    • Azure ADの場合

    1. 作成しているアプリケーションのシングルサインオンページを開く
    2. SAML証明書の「フェデレーションメタデータXML」のダウンロードリンクをクリックする
    3. ダウンロードしたXMLファイルを保存する

    • Oktaの場合

    1. 作成しているアプリケーションのSignOnタブを開く
    2. SAML Signing CertificatesのActionsをクリックする
    3. View IdP metadataをクリックする
    4. 別画面でxmlファイルが開くので、ブラウザ上で右クリックをし、[名前を付けて保存]で保存する
  2. アイデンティティプロバイダーの登録をします。

  3. 認証UIのサインイン画面(Sign In ID)に、外部認証用のボタンとして、コンポーネント一覧からプッシュボタンを配置します。

  4. 手順5.で配置した外部認証用のボタンのプロパティ画面を開き、下記を設定します。

    • クリックイベントから「IdP」を選択
    • IdP項目に手順4.で登録したアイデンティティプロバイダーの名称を入力
  5. 認証UIのサインイン画面(Sign In ID)を保存します。

アイデンティティプロバイダーの登録

  1. 画面右上の[作成]ボタンをクリックします。
  2. アイデンティティプロバイダー情報を入力します。
項目入力説明
認証規格必須認証方式[SAML]を選択してください。
アイデンティティプロバイダー名必須任意の名称は半角スペース、アンダーバー、カンマ以外を使用してください。
最大文字数は、32文字です。
メタデータ必須外部IdPから取得したメタデータドキュメントをアップロードしてください。
属性マッピング必須ユーザ属性とSAML属性のマッピングを設定してください。
ユーザ属性SAML属性必須
Email(SAML 属性名を入力)
Name(SAML 属性名を入力)
custom:custom_01(SAML 属性名を入力)
custom:custom_02(SAML 属性名を入力)
custom:custom_03(SAML 属性名を入力)
custom:custom_04(SAML 属性名を入力)
custom:custom_05(SAML 属性名を入力)
custom:custom_06(SAML 属性名を入力)
custom:custom_07(SAML 属性名を入力)
custom:custom_08(SAML 属性名を入力)
custom:custom_09(SAML 属性名を入力)
custom:custom_10(SAML 属性名を入力)

Tips
ユーザ属性[email]にマッピングするSAML属性には、必ずEメールの情報が登録されている属性をマッピングしてください。
  1. [追加]ボタンをクリックします。
  2. 追加したアイデンティティプロバイダーはIdPリストに表示されます。

Tips

IdPリスト

ユーザマネージャに登録されているアイデンティティプロバイダーはリスト表示されます。各項目の意味は次の通りです。

項目説明
アイデンティティプロバイダーアイデンティティプロバイダ―を識別する名称です。
認証規格選択した認証規格を表示します。
更新日時アイデンティティプロバイダーを更新した日時をローカルタイムで表示します。
作成日時アイデンティティプロバイダーを作成した日時をローカルタイムで表示します。

Tips

操作メニュー

IdPリストの各レコードの右にある[縦三点リーダー]をクリックすると[メニュー]が開きます。各メニューの説明は次の通りです。

メニュー説明
編集アイデンティティプロバイダ―編集ダイアログが開き、アイデンティティプロバイダ―情報を更新します。
削除アイデンティティプロバイダ―を削除します。