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IPフィルタリング

[サイドメニュー] - [構成と監視] - [セキュリティ]の順でIPフィルタリング設定を表示します。

実行環境にデプロイされたアプリケーションへアクセス可能なクライアントIPを制限することができます。IPフィルタリングはホワイトリスト方式で行われます。

アクセス可能なIPアドレスは次の方法で指定することができ、指定された内容の合算がアクセス可能なIPアドレスになります。

  • 許可する国
  • 許可するグローバルIP (IPv4/Ipv6)

Tips

設定手順

  1. 実行環境モニタリング画面内の[セキュリティ]メニューをクリックします。
  2. [アクセス許可][追加]リンクをクリックします。
  3. ダイアログが起動しますので、IPアドレス対象のアプリID、国あるいはIPアドレスを直接指定します。
  4. ダイアログの[追加]ボタンを押下します。
  5. [保存]ボタンを押下します。

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設定例

下記のようにIPフィルタリングを設定した場合で説明します。

アプリIDIPv4IPv6
App_001Japan, India36.3.80.0/20
App_00236.3.80.0/20
App_003Japan, India36.3.80.0/202620:0000:02d0:0200:0000:0000:0000:0000/64
United States

アプリ「App_001」の場合

  • アクセスする元がIPv4で「36.3.80.0/20」 からの場合はアクセス可能
  • アクセスする元がIPv6で日本やインドからの場合はアクセス可能
  • アクセスする元が日本やインド以外(例:アメリカ)からの場合はアクセス不可

アプリ「App_002」の場合

  • アクセスする元がIPv4で「36.3.80.0/20」からのみアクセス可能

アプリ「App_003」の場合

  • アクセスする元がIPv4で「36.3.80.0/20」からの場合はアクセス可能
  • アクセスする元がIPv6で「2620:0000:02d0:0200:0000:0000:0000:0000/64」からの場合はアクセス可能
  • アクセスする元が日本やインドからであれば、指定IPアドレス以外からでもアクセス可能

アプリ「App_001」「App_002」「App_003」以外の場合

  • アクセスする元がアメリカからの場合はアクセス可能
  • アクセスする元がアメリカ以外(例:日本、インド)からの場合はアクセス不可