バッチアプリケーション
バッチアプリケーションは通常のリクエスト処理では長時間かかり処理しきれないトランザクションについて可能とするサービスです。
このサービスはバッチ処理とスケジューラにより構成されます。
ユーザはデータ集計処理等のスクリプトを定義し、決められた時間に実行するようにスケジューリングできます。
スクリプトはUIのアクション同様、データベース、ファイルおよび REST API を呼び出すことが可能です。
旧バッチサービスとバッチアプリケーションの違い
旧バッチサービスとバッチアプリケーションでは、利用可能なオブジェクト・関数などに違いがあります。
旧バッチサービス | バッチアプリケーション | |
---|---|---|
$fn.createGroup() | × | 〇 |
$fn.deleteGroup() | × | 〇 |
$fn.csvToObject() | × | 〇 |
グローバル関数 | × | 〇 |
定数 | × | 〇 |
デフォルトDBの指定 | × | 〇 |
SVFCloudの設定 | × | 〇 |
SVFCloud ビルドイン関数 | × | 〇 |
ログ | 旧ジョブキュー>詳細画面より実行ログを確認 | 他アプリケーションタイプと同様に確認可能 ・コンソールログ ・エラーログ |
旧バッチサービスのジョブ定義からの移行
旧バッチサービスで利用していたジョブ定義をバッチアプリケーションに移行することが可能です。
移行手順は以下になります。
- 旧バッチサービスのジョブ定義一覧から移行したいジョブ定義の右側
[縦三点リーダー]
を押下した後、[エクスポート]
を押下し定義をエクスポートする。 - アプリケーション一覧より、バッチアプリを選択する。
- バッチアプリケーション左上の
[追加]
ボタンを押下した後、[インポート]
ボタンを選択する。 - インポートダイアログで、エクスポートした定義を選択し
[次へ]
ボタンを押下する。 - ID・ラベルに任意の値を入力し、
[作成]
ボタンを押下する。